2026年8月13日

注目の7月米CPIは前年同月比3.4%上昇。6月(3.5%↑)からは鈍化したが、市場の事前予測どおりの結果。
食品とエネルギーを除くコアも2.5%上昇で市場予想どおり。ガソリン高の一服が抑制要因となり、インフレへの過度な懸念を和らげた。
FED WATCHの利上げ確率も9月FOMCでの利上げ確率が発表前の48%から40%まで下がった。
とは言え、まだ4割は利上げを予測しているわけで予断を許さず。FOMC内での意見は真っ二つに割れている。
政策金利据え置きか、利上げか。ここは金市場の流れを変える一大要因。
ウォーシュさんには試練だね。トランプ大統領は利上げ論に対する怒りの矛先をウォーシュ氏を取り巻くFOMCのメンバーたち(地区連銀総裁やパウエル氏を含むFRB理事)に向けて、ウォーシュ議長を擁護する姿勢。
「悪いのはケビン(ウォーシュ氏のファーストネーム)ではなく、取り巻きの連中だ。」と語る。
9月FOMCまでには、まだもう一回雇用統計とCPIがあるので、その結果が直接的に利上げ判断の材料となろう。
中東情勢も読みにくい。
とは言え、金市場では4000ドル割れの可能性が弱まり、4000ドル台でどこまで上げられるかという流れになっている。
筆者は先日の日経電子版で年末5000ドル予測を出したので(↓)、上がってもらわんと困るわけ(笑)。
ただ、本欄では努めて中立的に論じているけどね。
金価格の予想下振れ ゴールドマン500ドル下げ、タカ派FRB材料視:日本経済新聞
一方、国内金価格は日米協調介入による円高で為替要因が強まっている。
国内金が大暴れ 協調介入の円高で大幅安、その後急騰:日本経済新聞
現状では日本中お盆休みモードで、店頭で目立った動きはみられない。日本人個人投資家は介入に唖然という感じ。それでも追加介入があれば、押し目買いが入るのでは。
北海道特産のらいでん西瓜でも食べながら市場をフォローするか~。