豊島逸夫の手帖

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金5000ドル割れ、これからどうなる(速報)

2026年316

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週明けWTI原油先物が100ドル近傍。金は5000ドル割れ。
次の下値抵抗線は4800ドル。その次は4500ドル。
投機マネーが相対的におとなしい金から値動きが激しい原油先物にシフト。
金の長期上昇トレンドは変わらず(KITCO6か月グラフ参照)。短期マネーに大きな動き。

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今週はFOMC開催。政策金利据え置き。
年内を見ても、利下げできても1回。ゼロ回観測もFOMC参加者からは聞こえてくる。原油由来のインフレが悪化すれば利上げさえあり得るとの発言も。一方、米労働市場は「no fire no hire」。 解雇も新規雇用も減る傾向。利下げに動く状況ではない。

結局、原油由来のインフレ懸念→利下げ観測後退→ドル金利上昇→ドル高→金売り。
金が下がったと言うよりドルが上がったと言うべきか。

但し、ここが最も重要なことだが、今のドル高はNYの視点では海外に投資していたマネーがイラン有事を嫌い、先祖(米国)返り、所謂レパトリ現象。東日本大震災の時、日本企業による円のレパトリで円高になったことと同じ現象。

しかし、長期的視点での基軸通貨米ドルへの信認低下は全く変わらない。ドルが好まれて買われているわけではない。ただ、現在の国際決済システムは米ドルに依存しているので、取りあえずドルが使われていることは確か。

話を金価格に戻せば、ドル建て金価格は下値模索だが、ドル円が160円視野の円安なので、円建て金価格の下落幅は相対的に相殺される。

以上、まずは月曜朝時点の速報。

2026年