2026年4月2日
世界が注目したと言っても過言ではない。何せ、NHKが(BSではメジャーリーグで山本投手先発にも関わらず!)午前10時に地上波で生中継したからね。米国夜のプライムタイムに設定されたトランプ演説。
市場、そして米国民の関心事は「いつ停戦するのか」。
日本の視点では「ホルムズ海峡開放はどうなる?」。
結果から言えば、停戦に関してはshortly、ホルムズ海峡開放に関してはnaturally。曖昧な言い方で具体的表現はなかった。
「イランが停戦条件に応じなければ、彼らを石器時代に戻す」とか「発電所を徹底的に破壊する」とか威嚇的表現、そして自画自賛ばかり。トランプ氏が喋れば喋るほど、大統領支持率低下の焦り(支持41%、不支持55% RealClearPolitics調査)が滲む。
市場の評価も原油↑、株も金も↓。
金価格に関しては、イラン停戦近しとの観測と原油安で4700ドル台まで買い戻され、中期的上値抵抗線の4800ドルに挑戦!というタイミングで頭を叩かれた(KITCOグラフ緑線参照)。

私ねぇ、金価格に上がってもらわないと困るのよ。
昨日、日経ヴェリタスのインタビューで「ゴールドマンサックスは今年の金価格予測を5400ドルに引き下げましたね」と突っ込まれ、「否、私は6000ドルを維持!」と大見得切ってしまったからね~(笑)。短期ではなく長期予測という建前で話した。
私の言い分については、ヴェリタス発行前に語るのは憚れるから来週にでも。
さて、日本の問題はホルムズ海峡。
トランプ氏は米国産の原油を買えばよい。ホルムズ海峡封鎖でも米国は困らない。困る国がイランと「勇敢に」戦って、「奪え」ばよい。ここで「したたかな外交」を標榜する高市氏の真価が問われる。高市氏支持率70%超ゆえ、お手並み拝見。
この問題を考えると、金価格が下がっても、金を買う人たちの気持ちが理解できるというもの。