2026年1月27日
こんなこと、金の世界で50年の私も初めての体験だよ。
例えば、日本国債JGBの入札が買い手不足で不調だと、円長期金利が上がる。これが高市首相主導の積極財政に対する市場の警告と見做され、円が売られる。その円安に歯止めをかけるために、日銀とFRB、NYがほぼ同時にレートチェック。すわ協調介入の前触れかと外為市場では円急騰。ウォール街でレートチェックなどという単語が使われるのは私の知る限り初めて。結果、ドル全面安になり、ドルの代替通貨とされる金が買われる。5000ドル超えでも。
この背景には、日米財政赤字問題、所謂バラマキもあり、ドルと円は刷れるが、金は刷れないことが評価される。
米債券市場ではJGBが売られ、円金利上昇が伝染して米国債売りを誘発するリスクが懸念される。米国債と金の代表的安全資産の中で米国債が落ちれば、残るは金のみ。集中的マネー流入で金5000ドル。脇役の銀も安全資産とは言いかねるが、おこぼれ頂戴。
更に、ミネソタ不法移民対策の過程で連邦捜査官が市民2人を相次いで射殺。ミネソタ州で強い勢力を持つ民主党は強く反発。政府機関閉鎖も辞さずの構え。これは金市場に新たな地政学・政治要因。
まぁ、とにかく5000ドルを超えても利益確定売りの流れをこなし、上昇基調変わらず。
個人投資家の金買いも継続。サテライトオフィスのある札幌からの情報でも、1メートルを超す大雪にも関わらず、整理券を配布された顧客が貴金属店に並ぶという。
最後に、亀ちゃん、池ちゃんとの三人鼎談YouTubeを公開。今回のお題はシルバー。
シルバーは博打と私が断言すると、シルバー大好き派の池ちゃんと信奉者軍団が強く反論。これぞYouTubeの醍醐味。面白いよ(笑)。
【金価格・銀価格高騰】金価格は5000ドル、銀価格は100ドル/史上最高値更新/株式を上回るパフォーマンス/地政学的リスク/コモディティETFで投資家が増加/シルバーは慢性的な供給不足(前編)