豊島逸夫の手帖

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トランプ氏の一言で金4500ドル台に急反発

2026年521

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トランプ大統領がイランとの紛争終結交渉は「最終段階」と語り、ホルムズ海峡では数隻のタンカーが通過したという報道で、まず原油価格は急落。
ドル金利も急落。
その結果、金価格は急反発(KITCOグラフ緑線参照)。

トランプ氏の一言で「中東紛争が解決近し」などとは誰も信じていないが、投機的ヘッジファンド主導の相場では恰好の投機買いのチャンスとなる。金の空売りに走っていた投機筋は慌てて買い戻し(ショートカバー)に走った。
このような局面は今後も起きるだろうね。
株式市場は大歓迎。エヌビディア好業績も重なり大活況。

いずれにせよ、真の中東平和の道は遠い。
マクロ経済の視点では、原油高騰により物価が上昇した結果、個人消費が痛む、所謂需要崩壊(demand destruction)の可能性がエコノミストの間で議論される。

米国は産油国ゆえ、個人消費も底堅いが世界経済のレベルではIMFもかなり悲観的に見ている。AIによる生産性向上は期待されるところだが、その恩恵を受ける人と受けない人の格差が広がってゆくであろう。

2026年