豊島逸夫の手帖

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NYで話題の「資産4分法」

2026年4月28日

バンク・オブ・アメリカが発表した「最新資産運用法」が話題になっている。従来は株60%、債券40%の60-40が標準的とされてきた。しかし、その旧来の方法では、もはや資産運用は成り立たないという。

新たな資産分散は25-25-25-25。
株25%、債券25%、商品(コモディティーズ)25%、現金25%が適当だとする。
この運用法を名付けて「赤ちゃんのように眠れるポートフォリオ」(sleep like a baby portfolio)。

特に、このポートフォリオでは金が年率換算で31%上昇している事実が重要としている。バンク・オブ・アメリカによれば、投資家は総資産の僅か0.4%しか金で保有していない。これではコモディティーズ25%には程遠い。

コモディティーズ25%、現金25%でポートフォリオのテールリスクをカバーすることが重要だ。現金25%は多すぎると思われるが、少なくとも株や債券に比し、今年は「損をしていない」ことが重要だともいう。

勿論、毎年25-25-25-25が良い選択とは言えない。
ポイントは「全てがうまく行くことは望めない」、「しかし大損は回避できる」という。

因みに、UBSは2026年半ばまでに金6200ドルを予測している。中銀の金購入、財政赤字問題、実質金利低下が理由として挙げられている。

2026年