豊島逸夫の手帖

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今週は雇用統計に注目

2026年6月29日

国際金価格は引き続き4000ドル攻防戦が続いている。
今週7月2日に発表される6月米雇用統計までは動きにくいとの市場感覚。5月までの直近3か月の非農業部門新規雇用者数の平均が18.8万人で底堅く推移。米利上げ論の根拠になっている。
果たして6月分も好調を維持するか。上振れも下振れもあり得るので要注意。

筆者の注目は平均時給。5月は3.4%でCPI(消費者物価指数)を上回っている。インフレが賃金を上回り、実質賃金がマイナス状態なのだ。
結果的にインフレにより個人消費が痛む可能性がある。個人消費は米GDPの7割を占める重要項目であることを考慮すれば、「利上げ」どころか再び「利下げ」観測が復活するシナリオも無視できまい。
まぁ、雇用統計の結果がどちらに動くかは発表まで分からない。

金市場に関しては、今回の価格下落局面が雇用統計サプライズで顕在化したこともあり、特に神経質にならざるを得ないのだ。

さて、筆者は札幌引っ越し中~~。タイミングとしては東京の梅雨の湿気が高まり、札幌の爽やかな空気が恋しい。仕事の効率も上がるよ。札幌サテライトオフィスのWi-Fi環境も完璧なので、東京に居る時よりNY発の情報が早く入ることも珍しくない。

こんなエピソードもある。ウォール街に出張の折、古いビルの奥まった部屋でランチをとったのだがWi-Fi環境が拙悪。金融街のど真ん中で情報の離れ小島状態になった。その翌週、帰国して越後湯沢でスキーをしていたのだが、こちらはネット環境が抜群。リフトに乗っていてもNYから情報がバンバン入る。今やどこで仕事するかは関係ない。長年培ってきた人脈が物言う時代になったことを痛感したものだ。

そのような体験から夏季は札幌サテライトオフィスという流れになったわけよ。気分はノリノリです!

2026年