2026年7月15日
注目の米CPIは、エネルギー価格が月間で2020年4月以来の大幅な下落率となったことを背景に、前年比、前月比、いずれも伸びが鈍化した。
発表直後、金価格は急騰。4100ドルに迫った(KITCOグラフ緑線参照)が後が続かず、結局4030ドル近傍で推移している。
7月29日のFOMCでの利上げ確率が発表前の41%から発表後は16%に下落。政策金利据え置きの確率は58%から83%に上昇。それでも金価格は大きく反応していない。
結局、空売りの買い戻し(ショートカバー)が主体で、新規買いは限定的であった。未だ金市場の地合いは回復していない印象。

昨晩はCPI発表後、ウォーシュ新FRB議長の議会公聴会が行われたので、市場も「何か失言でもやらかすのではないか」と注目した。議員が入れ替わり立ち代わり、意地悪な質問を持ち時間5分で投げつける。被告席に立たされたかのようなウォーシュ氏であったが、2時間超に及ぶ長期戦を何とか乗り越えた。「We deliver price stability」(物価安定を実現させる)との表現を繰り返し語り、余計なことには一切触れず。
なかなかのやり手だよ、彼は。言葉使いもスマートの一言に尽きる。かっこいいので、筆者はファンになった次第(笑)。
但し、物価安定最優先=利上げだから、7月のFOMCでは動かずとも年内には動くかも。金市場にとっては手強い相手だよ。
足元で中東情勢が再び悪化、原油価格が再び上昇していることを今回のCPIは織り込んでいないことも気がかり。
金価格の頭が重いことの背景には、このような事情もあるのだ。
昨晩は日本時間夜9時半のCPI発表から、その後の議会証言も全部見て、気が付けば午前1時。ちょっと仮眠してから、午前4時キックオフのワールドカップ、フランス対スペイン!忙しかったぜ(笑)。
ゲームが終わって、気分転換に北大構内を散策。丁度ウバユリの花が全開。例年6月頃に開花なのだが、今年は異常気象で遅れている。
今日の気温は30度!湿度90%!!東京よりは気温が低いとはいえ蒸し暑いよ。。。散策にも傘が欠かせない。いきなり雨が降り出すのも札幌の特徴だ。ここ数年で札幌の家庭のエアコン普及率も急上昇した感があるね。

