豊島逸夫の手帖

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円安の波、遂にNY「金」市場をも揺らす

2026年7月9日

最近、NY金市場の仲間たちから「円安どこまで」とか「為替介入は」などしきりに聞かれる。

金価格に下押し圧力をかけ続けている「ドル高」の代名詞が「円安」になっているからだ。今やNY外為市場では「円安」が大きな話題にもなっている。現地の通貨ペア別取引量も断トツであったドル・ユーロを抜き、ドル・円が最大ではないかとの見方もあるほどだ。一昨日はウォールストリートジャーナル紙も「円」に関する大ぶりの記事を立て続けに3本載せていた。異例の扱いである。

WSJ Dollar Index Rises 0.15% to 97.40 - WSJ

見出しは以下のとおり。

Japanese Yen Might Not Stage Decent Recovery Even if BOJ Accelerates Rate Rises 
(日銀利上げしても、円高への回帰はなさそう)

Stronger Yen Unlikely in Absence of Catalysts
(円高を誘発するキッカケが生じる可能性は低い)

Possible Large-Scale Yen Interventions Could Hit Dollar
(大規模円為替介入あれば、米ドル直撃か)

そして、NY市場での金価格動向はドル高に押され、4000ドル台攻防が続いている。
昨晩は「イラン停戦終了」の報道で、一時4000ドル寸前まで下げた後、自律的に急反発した。

総じて、4000ドルで底値形成が進行中とも言えようか。
ウォーシュ新議長デビュー戦のFOMC議事要旨発表も注目されたが、タカ派・ハト派に割れている印象。ウォーシュ氏はFOMC内の議論を「家族喧嘩=family fight」で健全な議論と述べたが、ここは議長としての手腕が早速試されている。

さて、今朝は厚真(あつま)の親戚農家から朝採れ超新鮮野菜が山のように届いた。どれも余計な調理はせず、かぶりついて食する。鮮度の高い野菜の味がカラダに沁みる(道庁の人が北海道はドレッシング需要が少ないことを自慢していたことを思い出す)。これまた札幌の夏の醍醐味だねぇ。

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2026年