2026年7月3日
昨日「雇用統計の結果次第で3900ドルも4100ドルもあり得る」と書いたが、開けてびっくり玉手箱!4100ドル突破に動いた。
就業者増加数が5月の12.9万人に比し、6月は5.7万人と半減。米利上げ観測に冷や水を浴びせたのだ。
まぁショートカバー(買い手仕舞いの売り)が主体ゆえ、「底入れ」とは言えないが、金売りの流れに一石を投じたことは確か。
これで7月14日発表の米CPI(消費者物価指数)が「物価指数下落の兆候」を示すと、「底入れ」の可能性も現実味を帯びる。
或いは、ウォーシュ新FRB議長が「物価安定も重要だが、雇用安定も無視できない」みたいな発言をすれば、市場の利上げ観測は大きく後退して、金買い再開が本格化しよう。
因みに、トランプ氏は最新インタビューで「ケビン(ウォーシュ氏のこと)は敵対的なFOMCメンバーたちの中で、やるべきことはやらねばならない。」と語っている。
FRB高官たちが相次いで「利上げ支持」の見解を語っている中で、「しっかり『利下げ』しろよ!」と言わんばかり。
対して、ケビン氏は冷静に「FRBの独立性は守る」と語っている。
そのような市場環境の中で、マネーの流れにも変調の兆しが生じている。
株式市場では「AIブームはしゃぎすぎ」の反省感から、スペースXやIPOの買い資金捻出のため「換金売り」した金を買い戻す動きが出始めた。
外為市場ではNY市場でも大人気だった円売り・ドル買いにブレーキがかかり、FX感覚の金買いが増加中。やっぱりドル買いより金買いということでムードに変化が見られる。
NYの連中との会話でつくづく感じたことだが、中銀が買っているという事実がヘッジファンドの買いより遥かに説得力があるね~。
筆者も久しぶりにアドレナリンが出始めたぜ(笑)。
なお、NY市場は独立記念日の3連休入り。