2026年8月7日
昨晩のNY市場で金価格はほぼ4250ドルを挟む展開であった(KITCOグラフ緑線参照)。

金価格が底値圏を本格脱出するための第一歩としては、まず9月16日開催のFOMCで利上げが回避され、政策金利据え置きとなることが挙げられる。
本稿執筆時点では利上げ確率が54.5%、据え置きが45.1%。
1週間前は利上げが63.4%、据え置きが42.9%であったゆえ、趨勢的には利上げ予測は後退中だ。その理由としては日々乱高下する原油価格だが、傾向としては下落圧力が徐々に強まっていることが効いている。
とは言え、トランプ大統領の中東政策は相変わらず朝令暮改ゆえ、9月16日までまだまだ予断を許さぬ展開になるのは必至だ。
更に、原油価格以外にも金市場関連で重要な米経済指標としては雇用統計。今晩発表の7月分だけではなく、9月4日発表予定の8月雇用統計が9月FOMCに近いタイミングなので、より重要になる。
仮に今晩の雇用統計で大きく動いても、9月にそれがひっくり返されるリスクも意識せねばなるまい。
更に、雇用統計には前月分の上方・下方修正も、時として想定外の大きさになるので要注意だ。
そして、雇用統計と並び重要視されるのがCPI(米消費者物価指数)。
8月12日に7月分、9月11日には8月分が発表となる。
FRBが最も重きを置くPCEデフレーターも無視できない。米国全体の個人消費の物価変動を示す指標だ。
経済指標以外では最重要クラスのイベントも控える。
8月27~29日にカンザスシティー地区連銀が開催するジャクソンホール中央銀行シンポジウムだ。主要国の中銀トップが集まり、壇上での会議に参加する。今年は何と言ってもウォーシュ新FRB議長の発言に市場の関心は集中しよう。
過去にもパウエル前議長の講演で市場が大荒れになることがあったので、市場は身構える。
かくして、今晩発表の雇用統計の結果だけにとらわれず、中期的趨勢を常に見ることが重要である。
とまぁ、今日はややこしい事を書いてきたが、筆者は厚真(あつま)から送られてきた超新鮮野菜に囲まれ、自然の甘味タップリのカブ(株じゃないよ 笑)はアッサリ系のイタリアンで、シャキシャキのパプリカはそのままかぶりつくかと、あれこれ相場見ながら考えている次第(笑)。



今年の札幌の夏は涼しい日が多い。今日珍しく30度超えで、テレビでは「猛暑注意報」。私もすっかり札幌体質になってしまったので、果たして夏過ぎた東京に戻り、社会復帰できるか心配~~(笑)。