豊島逸夫の手帖

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打たれ強い金価格

2026年10月1日

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この3日間の金価格推移をKITCOグラフで見ると、青線28日、赤線29日、そして緑線が30日で、基本的に4100ドル台で推移している。

昨日30日はFRBが最も重視するインフレ指標PCEが3.4%増と事前予測3.7%を下回った。
その結果、利上げ確率は低下したのに、ドル金利は下がらず。

セオリーどおりなら、金も利上げ確率下落が金価格上昇要因となるはずが、上がるどころか、逆に急落してしまった(緑線)。

その理由は金価格下落要因が複合化しているからだ。
金利以外の要因も働いているということ。
短期筋の投資マネーが短期的値動きが冴えない金を売り、話題性のあるAI関連の社債などにシフトしていることが、その要因のひとつ。

専門語を使えば、AIセクターが他のセクターの投資マネーをcrowding out(追い出して独占している)ということ。
AIブームのとばっちりとも言えよう。

FRBの金融政策についても、中期的に利上げサイクルに入ったと見られているが、様々なFRB高官発言を見るに、早急な利上げに慎重な意見も少なくない。
それを投機筋は無視して、金売りに走っている。
それでも金価格が4100ドル台を維持しているのは、しぶといと筆者は感じるわけだ。

毎回書いているように、金上昇ファンダメンタルズは変わらないのだから、この相対的低水準は買い時であろう。

但し、直ぐに金価格が立ち直るとは、さすがに思えず。本格復活が想定よりずれ込む可能性は認めざるを得ない。

正直言って、短期的価格動向に一喜一憂するなと言いながら、毎日、日々の値動きをブログに書くことにジレンマを感じている次第。
まぁメディアも連日、金価格について報道するので、筆者も何かを語らざるを得ないということかね。

振り返れば、札幌に夏季移住した7月初めには国際金価格が4000ドルの水準で推移していた。
そして3か月後、東京に戻った時点では4100ドル。

この3か月、いろいろあったが、結果的にだが金価格は殆ど変わらなかったわけだ。
だから「しぶとい」と言ったわけ。

4000ドルと言えば、歴史的には大変な高水準だよ。これも毎回、繰り返しているけど(笑)。

さーて、帰京してまず嬉しかったことは猫ちゃんとの再会。
よくまぁ酷暑を生き抜いたね~。
そして、近所に本当のジェラート屋さんがないことが寂しい。
売られているのは本場のアイスクリーム(写真参照)とは程遠いアイスクリームもどきばかり(笑)。

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2026年