2026年10月28日
10月FOMCが10月27と28日の2日間で開催中である。
昨晩が初日。今晩のウォーシュ記者会見が最重要案件。
初日の27日にはKITCOグラフ赤線の如く、金価格は4070ドルまで急騰した。
そのキッカケは同日に発表された米新築住宅販売件数。
販売件数は67万6000戸で前月比0.6%減であったが、市場が注目したのは販売価格。40万400ドルで前月比3.9%上昇した。
この日に住宅価格上昇が注目されたのは、FRBが利上げすれば、真っ先に影響を受けるのが住宅ローン。ローン金利が上がれば、住宅価格は上昇する。市場の見方としては、この住宅指標を見せつけられ、FOMC参加者は多少なりとも利上げに否定的な印象を受けたのではないか。
利上げに消極的(ハト派)になれば、金利が付かない金には買い材料となるわけだ。
とは言え、インフレ退治最優先のウォーシュ路線がそう簡単に変わるものでもあるまい。
まぁここは住宅指標を受けて、ショートカバー(空売りの買い戻し)が発生した程度と受け止めるべきであろう。
4070ドルまで急騰した金価格も、その後は反落傾向である。
短期的には4100ドルが上値抵抗線になりつつあるようだ。
一方、4000ドル割れはすかさず買われており、下値は堅い印象を受ける。
とまぁ、連日短期的価格動向を説明しているが、長期的に見れば4000ドルで底打ち、4500ドルに向かうシナリオを筆者は描いている。
連日NYの仲間たちと情報交換をしているが、彼らとて、この相場動向を持て余しているよ。売買するが短期性である。
さて、GMO事件が注目されているが、このような案件が続出すると、金購入も金地金を購入して自宅に保管するという昔ながらの方法の人気が復活するかもね。
それから、今回はFX取引がターゲットになったが、そもそもFXの世界では何十倍ものレバレッジをかけて通貨売買する。
筆者に言わせれば、とんでもない投機的売買だ。
情報漏洩のリスクに投機の売買リスクが重なったことになる。
常々FXそのものに懐疑的であった筆者にしてみれば、そもそも賭場でバクチの如き投機すること自体も反省する機会と見る。
FX業者は「うちで売買してくれれば5000円キャッシュバック」などと宣伝するが、今回は5000円の見舞金になってしまったね。