豊島逸夫の手帖

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金の第一人者として知られる国際金融アナリスト豊島逸夫氏のブログを掲載します。
なお、本ブログの内容は豊島逸夫氏ご本人の個人的見解であることをご了解の上、閲覧ください。

豊島逸夫氏のプロフィール

豊島逸夫氏近影
豊島逸夫事務所代表。
1948年、東京都生まれ。一橋大学経済学部卒(国際経済専攻)。三菱銀行(現三菱UFJ銀行)を経て、スイス銀行で外国為替貴金属ディーラーとして活躍。2011年9月までワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)の日本代表を務める。独立後はチューリッヒやニューヨークでの豊富な相場体験と人脈をもとに、自由な立場から金市場や国際金融、マクロ経済動向について情報発信を行うとともに、“金の国内第一人者”として金投資の普及に尽力。投資の初心者にも分かりやすいトークや文章にファンも多い。得意分野はスキー系、鮨スイーツ系、温泉系。

最新記事

金、揺らぐ「中銀は買い手」の前提 新興国が波乱要因

2020年10月28日 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65361450T21C20A0XQ5000/ ↑これは昨日の日経電子版の記事です。 公的部門の金購入が8月には単月で売り超過になりました。コロナ拡散で自国経済が悪化した新興国では「お宝」の公的金準備も売って凌がねばならない事例はこれからも出るでしょう。 公的部門の金の歴史を遡れば、1990年代から2...
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伝説のランダム・ウォーカー、投資家に緊急指南

2020年10月27日 昨日のNYダウは一時965安まで急落後、650安で引けた。なお、金は1900ドル前後で殆ど動かず「蚊帳の外」気味。嵐の前の静けさと今週になって感じている。市場エネルギーがマグマの如く蓄積しているみたいな。大統領選挙後には来年前半に2200ドルくらいには上がるのではないか。VIXは昨日32と危機水準まで急騰中だし。 さて、バートン・マルキール氏と言えば「ウォール街のランダム・...
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美しき誤解??  

2020年10月26日 今年はコロナ自粛にも関わらず「金高騰」ということでメディア露出が例年の倍以上に増えました。その殆どがリモート取材。私は在宅で対応しました。未だに顔を合わせていない記者の人たちが多いというのが今年の特徴ですね。当初はバーチャルで違和感がありましたが、今やすっかり慣れてそれが当たり前になりました。テレビ出演も講演も対面よりネット経由が多いですしね。オフィスに出向くこともなく、こ...
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米大統領選候補第二回テレビ討論会を見て

2020年10月23日 今日は午前10時から世界が注目する討論会の二回目が開催され市場も注目しました。 前回の罵り合いと異なり、今回は相手が話す時は自分のマイクがミュートになるという仕掛けなので、とりあえずまともな討論会になりました。結果はサプライズ無し。両候補ともに従来の主張を繰り返すのみで終わりました。トランプ氏は嘘八百を交えて喋くり倒します。バイデン氏より話法はシャープで旨いですね。それに比...
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バイデンリフレを告げる円高進行

2020年10月22日 21日のNY市場では二つの興味深い現象が見られた。 まず、債券市場で米10年債利回りが0.82%に上昇したのに外為市場では104円台半ばまで円が急伸したこと。次に、商品市場ではLME(ロンドン金属取引所)で銅価格(3か月先物)が6964ドルと2018年6月以来の高値をつけたこと。金も1920ドルまで上がったが銅の上昇スピードの方が速い。 銅は産業用メタルの代表格で純粋なコモ...
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米コロナ追加財政支援、期限切れ、延長戦入り

2020年10月21日 欧米コロナ「秋冬の波」が深刻化する中で米国の追加財政支援の重要性が高まり、先週来NY市場の最大変動要因となっているので、本欄でも連日この話題にフォーカスせざるを得ない。内心、食傷気味ではあるが(苦笑)。要人発言が楽観と悲観の間で振れ、市場を揺らす日々が続いている。 日本時間中に新たな展開があると東京市場にも直接的影響をもたらす。 米議会では2.2兆ドルの民主党案に対し、財政...
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コロナ第二波、景気二番底、財政支援第二弾に注目

2020年10月20日 欧米でのコロナ感染が日々悪化する中で、トランプ大統領のコロナ対応が市場の不透明感を醸成している。 コロナ第一波の際には政権内にコロナ対策チームを設置。ペンス副大統領をリーダーに指名。今や国民的英雄のような存在となったファウチ国立アレルギー感染症研究所所長もメンバーとなった。連日記者会見も開催され、NY株価がその時間帯に反応する事例も珍しくなかった。 ところが本格第二波が欧州...
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大統領選直前の第二波、市場は青い津波に警戒

2020年10月19日 「秋のウイルス第二波」はかねてから市場内で波乱要因と意識されてきた。しかし欧米感染者急増のタイミングが大統領選2週間前というリスクシナリオまでは織り込まれていなかった。海千山千のヘッジファンドのツワモノたちも今回ばかりは待ちの姿勢に徹している。米IT銘柄急騰の恩恵を受け一定のリターンは確保している。ここで敢えて冒険してもリスクに見合う追加的リターンは期待薄だ。 NY市場内で...
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異例の米大統領候補、同時対話集会

2020年10月16日 今朝はトランプ候補とバイデン候補が、それぞれ米NBCとABCの全米テレビネットワークで同時刻に市民との対話集会に生出演するという珍しい形式の討論会があった。見る方も大変だった。二つのスクリーンを並べて両方同時に視聴したからだ。 トランプ氏はマスク無しの集会を退院復帰後も再開しているので、当然のことながらウイルスまき散らしリスクを問われる。相変わらずトランプ氏は「感染した人の...
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在宅勤務、そしてスキーシーズン

2020年10月15日 筆者は個人事務所なのでどこで働こうと勝手な立場ですが、コロナですっかりテレワークの日々になりました。対面の仕事も減り、海外出張は勿論皆無の状況です。ネット環境さえあればどこでもできる職業なのでテレワークには合った職種だと感じています。日本中どこにいても実際に仕事ができています。テレビ出演も講演もリモート。下半身はジャージ姿で上半身だけスーツとネクタイという姿で(笑)。 今週...
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