2010年10月20日
昨晩は、日経CNBC金特番の生放送が9時半に終わって帰宅したら、中国利上げの材料で株も商品も総売り状態。NYマーケットをフォローしているうちに、朝4時半にはテレビ東京からの迎えの車が来てモーニングサテライト生出演へ。結局、寝そびれてしまった。とにかく眠いよ~~
金価格だが、1330ドルまで40ドル急落。やっときた調整。中国の引き締めに関しては、総量規制が中心で利上げまでは想定されていなかったのでサプライズ。通貨安競争の中では、敢えて自国通貨の金利を上げることは人民元高の材料になるので歓迎すべきことかもしれないが、なんせ中国のことゆえ、マーケットも素直に額面通りには受け取れない。まぁ、過剰流動性相場でオーバーシュート気味だった株、商品市場には来るべき調整局面のキッカケを提供することになった。
金の場合は、急落といっても、まだ1330ドル前後。高値圏には変わりなし。それでも1380ドルまで見た後だと、割安感を感じてしまう感覚が怖い。中国は利上げしても一年もの預金金利が2.5%。直近の物価上昇率は3.6%。実質金利マイナス状態は変わらず。庶民のマネーが金市場に流れやすい環境は続く。
なおモーサテ出演場面は↓
http://www.tv-tokyo.co.jp/nms/shincyouryu/post_1880.html
http://www.tv-tokyo.co.jp/nms/omake/
眠いから、今朝は、これで、おしまいzzz
PS 以下のグラフは主要通貨建て金価格の比較。円高というがユーロ高のほうが進行していることが分かる。