2009年4月3日
G20で1兆ドル規模の財政出動が確認され、株も商品も、そのカンフル剤効果を当て込んだリフレ相場。
株式市場では、depression (恐慌)のリスクは後退したが、recession(不況)のリスクは残るという捉え方。
商品市場では、カンフル剤のメリットを享受できる原油、銅などが高い。貴金属の中でも、恐慌リスクが後退すると金に避難していた足の短いマネーが株へ回帰する。対照的に、リフレ相場を映す鏡とも言えるプラチナは上昇。
なお、現時点での金価格の見通しについて来週発売の週刊エコノミスト"2009年相場総展望"の中で2ページほど寄稿しました。ポイントを纏めてあります。
それから来週月曜のテレビ東京系の午後のニュースFINEに生出演で金価格の見通しを語る予定です。(突発的大ニュースで飛ばなければ)。