2024年1月17日
ウォラーFRB理事の一言で金価格が30ドルほど急落した。
同氏が「利下げも視野に入るが、慎重に対処せねばならない。引き締め過ぎのリスクも意識するべき。」と発言したことで、NY市場では早期利下げ期待論が一気に後退。10年債利回りは再び4%超え。ドル円は147円台。
こういう発言ひとつがNY市場全体を震撼させるということは、市場参加者が目先の方向感に確信を持てないからだ。
別の高官が、仮に「やっぱり利下げは急ぐべし」とでも語ったら、金は30ドル急騰するだろうね。
個人的にはこんな投機的相場をまともに日々レポートするのも馬鹿馬鹿しくなるよ。
基本的に米国のインフレは減速しており、今年のどこかの時点で利下げはあるのだから中期的な視点が必要だね。
今後こういう短期的で意味のない動きはブログでいちいち取り上げないことにする。