2024年4月10日
ここのところ連日、国内外での金価格史上最高値更新は異常と言うしかない。私の1970年代以来の金との付き合いの中でもこんなことはなかった。
頭を冷してみれば、上がり続ける相場はないので、どこかで暴落は必至である。本欄では上値を2500ドルとしたが、その後欧米の銀行も相次いで2500ドルに上値を上方修正した。プロたちが同じ数字を言い出す時に相場は逆方向に振れることもよく見られる現象だ。
いつ表層雪崩警報を出そうかと待ち構えているところだ。
なお、足元では今日発表の米CPI次第で2400ドル突破あり得るが。