豊島逸夫の手帖

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2500ドル台、値固め、続く

2024年1118

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案の定、2500ドル台後半ではアジア時間帯で買いが出てきた。2700ドル台では買い控えていた中国やインドの実需が安値で出てきた。所謂バーゲンハンター。彼らは文化的金選好度が高いので、ちょっとした贈り物や記念品に金製品を買うのだが、やはり少しでも安い方が良いと考えるのは人間として当たり前の反応だ。日本人だと金のジュエリーが高ければ、アルミや皮など素材には拘らず、デザインが気に入れば買う傾向がある。所謂コスチュームジュエリーという類だ。対して中国やインドの人たちはアルミや皮では満足できないのだね。

さて、NY市場では先週小売売上高が発表になり、これが良い数字だった。米国人の消費は底堅いのでインフレになりやすい。そうなると利下げもかなりのスローペースになるとパウエル議長も語っている。これは金利を生まない金には売り材料となる。
アジアの買い対NYの売りの構図。NYの売り手は先物ゆえ、何れ買い戻さねばならぬ。対してアジアの実需は買いっぱなし。

さて、今日の午後10時からBSテレ東「マネーの学び」で金投資特集。もう1か月ほど前にテレビ取材されたが、1時間ほどカメラの前で喋ったものの、果たしてどう編集されるのか。しかもこの1か月でNY金は大きく下がったからね。そもそも何を話したか覚えてないよ(笑)。
そう言えば、「マネーの学び」のYouTube版で、数年前に金について1時間ほど語った。アクセスが8万ほどあった。しかしここの話ももはや古いね。

今こそ知りたい!金投資のすべて ~インフレ・円安で増す輝き~レジェンド豊島さんが伝授(マネーのまなびLIVE なるほどポンッ!)

2024年