2024年1月18日
17日発表の米重要経済指標で小売り売上高が上振れした。事前予測0.4%増のところ0.6%増。コロナでため込んだおカネを使い切ったと言われてきたが米個人消費は依然堅調だ。GDPの7割を占める個人消費が活発ということになると、ここで利下げしては消費バブルと化すリスクがある。FRBとしては何とも悩ましい数字である。
市場の反応は早期利下げ論が更に後退したことで10年債利回りは4%を超え続騰。ドル円は148円。米国株価は下落。そして金も下落。
中期的な視点では金価格が当面のレンジの下限に近づいており、2000ドルの水準は底堅い。
円建て金価格には円安の追い風がまたまた吹き始めた。これまた底堅いね~。