2024年11月26日
当方、米次期財務長官についての仕事で取り込み中ゆえ、まずは以下、Ⅹ@jefftoshimaで流したので参考まで。
豊島逸夫さん(@jefftoshima)が8:08午前on火,11月26,2024にポストしました:
金暴落。週明けから下げ始め2700台から一気に2620台。イスラエルとヒズボラ歩み寄りの報道と米財務長官ベッセント氏決定で同氏は財政規律重視派。金価格は2600台の値固め続く。長期上昇トレンド継続のためには健全な調整局面が必要。投機的どか雪の表層雪崩で根雪の実需が残り堅固な地合いになる。
まずは、第一報。
それから先日放送のマネーの学び「金特集」がTVerで見られる。
今日はトランプ劇場再開で、いきなり中国に追加関税10%、メキシコとカナダに25%の関税をかけると不意打ち発表。これは、特に金に影響はないが、今後台本なきトランプ劇場ゆえ、どんなサプライズがあるか。目が離せない。
さて、2600ドル台前半まで急落した理由はイスラエルとヒズボラの歩み寄りとの週末報道。そしてベッセント次期財務長官が財政規律重視派と市場で見做され、財政赤字懸念が若干和らいだこと。
但し、中東地政学的リスクが消えるわけでもなく、米財政赤字は巨額に膨らんでいるので、財政赤字縮小を財務長官が唱えても無理。
結局、利益確定売りと投機筋の見切り売りの「口実」に使われている。一方、ドル高(特に今回はユーロ安ドル高)は中期的売り材料。
いずれにせよ2600ドルまで暴落と言っても、2800ドルを見てしまったから感覚的に大幅に下がったという雰囲気になる。しかし年初は2024年金価格予想2300ドルでも強気と言われた。2600ドルなど歴史的超高値圏である。
2300、2400、2500、2600、2700、2800なんて順調に上がる方が気味悪い。買って売られ、押し目買いが入って、また売られを繰り返しつつ、時間をかけてレンジを切り上げてゆく。今売っている人たちの大半は投機筋。じっくり構えてゆきましょう。こういうときこそ安い月は金を多く買える純金積立のメリットが発揮される。
なお、日経電子版には連日ベッセント次期財務長官のことを書いている。「検索」のところに「豊島逸夫」と入れれば、ズラッと原稿が並んでいる。会員ではなくても鍵はかかっていないから読めるよ。