2024年7月23日
遂にバイデン大統領が自ら二期目を諦め、事実上ハリス副大統領指名となった。市場の受け止めは複雑だ。トランプ当確と決めつけて、所謂「トランプトレード」に走っていたのだが、ハリス氏となると年齢も59歳で一定の女性票や黒人票は見込める。今度はトランプ氏の高齢が問題視されるかもしれない。基本的にトランプ当確は変わらないとしつつ、「いやいや選挙ばかりは結果がでるまでどうなるか分からない」と警戒モードだ。世論調査でもトランプ支持が若干だが減少した。
金市場に関しては引き続きトランプ氏有利と見て、NY金2400ドル前後は変わらない。個人・法人減税で財政赤字膨張、関税引き上げでインフレ。更に台湾を見捨てる、ウクライナ支援凍結、NATO脱退などの地政学的リスク。これがいよいよ確実視されれば2700ドルは十分に現実的である。
まぁそうは言っても金価格は上がるかもしれないが、危惧される地政学的リスクが現実となれば、個人的に喜べるシナリオではないよね。
「金は長く持って、役立たないのが一番」と筆者は語ってきたが、トランプリスクはその最たるものだろう。近年は役立ってしまうことが増えているのが気掛かりではある。
さて、今日の写真は旬の支笏湖チップ(海に出ず、湖で一生暮らす紅鮭)と旬のフルーツのタルト。そして札幌では有名なパン屋「どんぐり」のクロワッサン。ススキノ交差点にある新ショッピングビルCOCONO SUSUKINOにて買い求めた。「いつもとちがうDONGURI」という店名サインだ。ススキノも夜の街のイメージから「昼も楽しめる街」へイメージ転換に動いている。地下には「Daiichi」というスーパーがあり、広くて品揃えも多いので便利。
それから圧巻の天体ショー。思わず20分くらい見とれていたよ。