2024年11月19日
想定どおりに2500ドル台の値固めを終え、2600ドル台回復。
大した理由はない。米国側がウクライナ戦争で長距離砲の使用も辞さずと語り、プーチン氏が強く反発したことくらいか。コモディティー全体が買われた一日であった。
要は自律反発。
綺麗な形の長期上昇トレンド形成が期待できる。
但し、時間はかかるよ。トランプ次期政権の人事など不透明な要因も多いから。思わぬことで金市場がとばっちりを食うシナリオは頭に入れておくべき。
それから昨日は金ETFのNY証券取引所上場20周年記念。フロアにラージバー(12.5キロ)が持ち込まれ、これが有価証券化されたのだと説明されていた。上場に直接関与した者として感慨深い。SEC(米国証券取引委員会)の頭の固い人たちに金市場についてのレクを何回やったことか。当時コモディティーのETFなど考えられなかったからね。コモディティーゆえ、監督官庁としてCFTC(米国商品先物取引委員会)も黙ってはおらず、話がややこしくなった次第。それが上場後大化けして、こんなに大きな市場になるとは、これまた想像だにできなかったものだ。上場直後は認知されず、出来高も僅かな日が続き、苛ついたことを思い出す。
さて、昨晩の「マネーのまなび」はNYと話している時間帯で見逃したが、いずれTVerで見られる。