豊島逸夫の手帖

2014年3月26日

予期されたこととはいえ、今週は、増税前に買うもの、というようなテーマで、金が取り上げられている。
たとえば、３月２５日の読売新聞は「金の販売急増」。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/special/20140325-OYT8T00296.htm
（YOMIURI ONLINE　金の販売急増　でググると出るよ）
同じく３月２５日のポストセブン「有事の金でも短期売買は不向き、専門家が解説」
http://www.news-postseven.com/archives/20140325_248063.html
（ポストセブン、有事の金　でググると出る）
私は、どちらでも、釘刺しコメントしている。

さて、金は「イエレン利上げ」発言という下げ材料と、ウクライナ発の上げ材料の綱引き。ジワジワ１３００ドル台まで下げてきた。
２００日移動平均線上で微妙な位置にある。
１２００ドル台になれば、中国・インドの買いも徐々に増えてゆくだろう。
パラジウムは８００ドル手前で頭打ち。
この程度の上げで収まれば、私は割高感を感じているけど、まぁ、バブルとはいえない程度かな。
プーチンからのプレゼント？　From Russia With Love.

今晩は、丸の内オアゾ丸善本店で、出版記念講演会&サイン会。
楽しくやります！毎度遠方からの参加者もいるので、東京駅前の便利な場所を今回も選びました。平日の夜で、しかも３月決算前だけどね。