豊島逸夫の手帖

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近況報告

2014年11月5日

黒田さんに振り回された1週間です。
三連休ゴルフプランも吹っ飛びました。
今週末も、友人たちと広島に紅葉&ゴルフに行くはずが、急遽、NY出張講演となり、私だけ不参加。

昨晩は、事務所での仕事が一段落したところで、急に、テレビ朝日から「今晩の報道ステーション用のビデオ収録をこれからしたい」との連絡。
結局、番組の冒頭で、今回の株上昇について、説明しました。

昨日の昼間は、某生命保険会社で機関投資家セミナーやったので、地上波の報道番組との落差に順応するのが、なかなか難しい。
「量的緩和かなにかしらんが、俺たちには、なんの関係もメリットもない。自分らの生活はちっともよくならない」という一般市民感覚に対して、やさしく説くのは至難の業だね。

今日は、エセナ大森というハローワークの付随施設みたいなところで、うちの副代表治部れんげが、「育休ママセミナー」をやるので、参加してきます。


さて、食べるほうは相変わらずで、連休中に行った洗足池マガーリで食べたイタリアンの写真。

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栗のリゾット詰めウズラのローストが絶品だったな。

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大好物の生ハムプロシュットも、イタリア本場の取り寄せなので、ルッコラとパルメジャーノ・チーズと一緒に食べる。和食党の私だけど、この組み合わせは殆ど定食メニューの一部として、定着してしまった。新鮮なオリーブオイルも欠かせない。


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そして、もうそろそろ旬も終わりに近づいた、ポルチーニ筍のリゾット。個人的には、マツタケよりポルチーニのほうが好きです!


最後の写真は、木佐彩子さんとの対談風景。

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日経マネー次号の金特集別冊に巻頭対談で載ります。
木佐さんは、フジテレビアナウンサー時代は「天然」的なイメージでしたが、いまは、BSで2時間枠の報道番組キャスターをやっています。彼女もワーママのひとり。対談は、育児と仕事の両立の話から盛り上がりましたが、どこで、本題の金に落とし込もうかと、模索した次第(笑)。


この特集では、金価格予想を、良き後輩の亀井・池水の3人で、それぞれ、1ページずつ、同じ質問に答える形式でやっています。
3人のビミョーな違いの比較が興味深いよ。
ただ、この黒田ショックで、慌てて書き直す一幕も(笑)。
いやはや、紙の媒体は、校了から発売日まで、なにがおこるか分からないから、正直、怖いね。場合によっては、気の抜けたビールみたいになってしまう。


そういえば、今朝の日経メルマガに、こんなことが書かれていました。↓


【編集部から】
ごらんの通りの相場ですが、どこまでいきますか。ここ数日の日経電子版の記事を読んでいると、日経平均株価は1万8000円が市場関係者に意識されはじめているようですね。円相場は1ドル=115円から120円といったところでしょうか。
主導するのは海外投資家。豊島逸夫さんが書いていましたが、電撃緩和が発表されるやいなや深夜のNYから日本株担当者の電話やメールが入り、向こうの夜が明けた。
こちらの金曜夜には普通のヘッジファンドから第2波の問い合わせが。連休中には早くも投資家が来日してミーティングをしていたといいますから、海外勢も本気のようです。

今年は運用成績がよくないので、円売り・日本株買いのいわゆる「ジャパン・トレード」で最後に一勝負しようという思惑があるのだとか。してみると、期間的には年内がひとつのめどということなのか。いずれにしても、今日明日で終わりの相場ではないようです。


(マーケット編集長 深田武志)

2014年