豊島逸夫の手帖

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そして中国

2014年9月24日

お盆すぎから、相場漬けだったので、裏磐梯にゴルフに来た。
たまにマーケットから距離おく必要もあり。
毎日細かく追っていると、木を見て森を見ず、になってしまいがち。

振り返ると、先週が今年の最大のイベント週になるかもね。
i-phone 発売、1000万台販売。アリババ、史上最大のIPO、そしてFOMC、スコットランド独立選挙。日本では株価が今年の高値回復。金は1200ドル接近。
これほどビッグイベントが集中する週も珍しい。
まぁ、だからこそNYにいたのだけどね。

マーケットの方向性もほぼ明らかになった。
FRB利上げの方向性。よってドル高。
欧州経済は脆弱。量的緩和も。
日本経済は、消費増税後の落ち込みという暗雲。
中国経済は、マダラ模様なれど、全般的にリスク抱えたままの、「清く正しく中成長路線」。どうも、ここが、今後の最大の注目材料として残るね。昔、前川清の「そして神戸」というはやり歌があったけど、「そして中国」という感じ(笑)。

金は1200ドル台の攻防に突入して、長期的買い値圏に入りつつある。円建てでもね。
プラチナも随分と安くなって値頃感ビシバシ感じる。

さて、今日の写真は裏磐梯のボナリ高原ゴルフ場。
一日中ゴルフしてたら、夕方日没サスペンデッド。
でも、磐梯山に沈む夕日が幻想的だった。

1967a.jpgそして、ゴルフ場の反対側は目の前が雄大な安達太良山。
昔の大噴火で山頂が大きく割れている。
いまでもガスが出ることも。

1967b.jpgそして断崖絶壁コースは「高所恐怖症」の人は、打ち込んだから取りにはゆけないね。

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2014年