2014年8月14日
今日は、初心者向け原稿です。
7月最終日にNY株式市場はダウ平均が300ドル以上の暴落を演じた日のことです。
世界の市場に不安が拡散している日に、米国のCNBCという経済専門テレビ局が、投資の世界では「キング」と言われているウオーレン・バフェットというカリスマ投資家にインタビューしていました。
スタジオには白血病と診断された17歳の若者が、ゴールドマン・サックスという大手金融機関にインターンとして働くことになったということで、その当人(いまや時の人)が生出演していました。そこに、バフェット氏からスタジオへ生電話。
なかなか、粋な計らいと思って見ていました。
スタジオからの質問は当然のことながら、株の暴落について。
「ミスター・バフェット、アルゼンチンや欧州の経済に暗雲が漂い、我が米国ではいよいよゼロ金利からの脱出が語られる今日、普通の個人投資家はどうすればよいのでしょうか?」
それに対する「投資の賢人」の答えは
「ハンバーガーでも下着でも私は値引きされたら買うのが好き。株も値が下がる日は気持ちよいよ!(やさしい英語で語ったので原文も書いておきますね。Down days always make me feel good!) だって安く買えるのだから。昨日より今日のほうが安く買えるなら大歓迎さ。アルゼンチンだウクライナだと騒いでいるけど、君がもし故郷に帰って新たな事業に投資しようか、と決断するとき、そんな日々のニュースの見出しなど気にするかい?」
いやはや、なんとも、正統派の長期投資家の面目躍如たるコメントですね。
その白血病の若者は、前日にニューヨーク・ヤンキースの「ベースボールの賢人」ジーター選手にも会えて、励まされたそうです。
バフェット氏は「僕のところに直接会いにきたまえ。ゆっくり話そうではないか」と言ってました。
彼の株式投資の考えは、金投資にも共通するものがあります。
彼は「日々の値動きに気をとられ、売買するのは、ミステイク=誤り」とまで断じていました。
バフェット氏は、株をコツコツ買い増して、結局、大儲けしました。金とて同じことです。
アルゼンチンだ、ウクライナだと慌てて大騒ぎに巻き込まれることは避けて、コツコツ、マイペースで身の丈にあった額を月づき買い増してゆく(例えば金ETF一株ずつとか)ことこそ「投資の王道」なのだ、ということをバフェット氏の言葉から改めてかみしめましょう!
さて、お盆ですが、今年は(も)猛暑ですね。(東京地区は。。。)
でも、この猛暑のおかげで、今年のフルーツはスイカもメロンも梨も皆、総じて甘くてジューシー。
更に、夏野菜も安いそうです。
トマトが前年に比べ2割安、ナスが2割安、キュウリは1割安で市場では取引されていると日経商品面に書かれていました。「気温が高いためよく育ち、実のつまったものが出荷されている」というJA青森の人のコメントもありました。
私は、この季節、夏野菜カレーが大好物。
一回作り置きしてもらうと、2-3日は平気で食べ続けますね。
しかも、作った翌日のほうが、味がなじんで美味しい!
冬のスキー場では、激しいスポーツの後で、がっつり「カツ・カレー、福神漬け大盛り」なんだけど(笑)
カレーといえば、インドに行ったときの、本場のカレーはどうも私は苦手でした。日本人の私のカレーの原点は、蕎麦屋さんのカレーなんだな~~インド料理店のカレーより、カレーうどんのカレーが、私にとってのカレーなのです。