2014年9月16日
先週からNYに来ているが、金などの先物取引所であるNYMEXも訪問した。
FOMC直前だが、投機的な売り圧力は依然強い。
外為市場で早期利上げを織り込み、ドル高が急速に進行したからだ。但し、そのドル高は円安を意味するので円建て金価格はそれほど下がらない。
投機的売りポジションは膨らみ、いまや、いつ買い戻そうかと虎視眈々タイミングを模索しているので、ドル建て金価格の1200ドルは底値圏にあると見る。
NYMEXを訪問したときは1220-30ドル台で乱高下していた。フロアートレーダーは「FOMC前で様子見」と言いつつ、心は「早期利上げ」に傾いている。いずれ利上げが相場に織り込まれれば、下がったところから、新規買いの芽が生まれる。
利上げ=米国景気本格回復の証しゆえ、プラチナ・パラジウムの産業用メタルの需要も回復するであろう。金に連れ安で下がった白系メタルの価格もいずれ回復しよう。
長く本欄で筆者は「短期弱気、長期強気」と書いてきたが、現時点では足元でもう一押しはあるだろうが、中期的には強気に転じている。今回のFOMCが、その判断材料として重要だ。利上げトークにはもはや驚かない。問題は時期だ。更に、昨年より減少の中国需要動向にも注意が必要。1200ドル割れでは、さすがに集中的な買いが予想される。
なお、長期では勿論強気維持。
おっと、食べるほうの話を忘れるところだった(笑)。
いま六本木に進出して話題になっている熟成ステーキハウスWOLFGANGに行きました。Tボーンステーキ平らげたら、見事にTの字の骨が残った。スイーツはチーズケーキだけど付け合せの生クリームが氷山のごとくデカイ!!
味はフィレの熟成が一番ウマかったな。値段は六本木の半分。