豊島逸夫の手帖

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NY株をも動かす円安

2014年4月4日


円安がリスクオンを示す「指標」としてニューヨーク市場で定着しつつある。「円安進行でNY株高」、「円安一服でNY株軟調」などのコメントが経常的に見られる。


その背景には、世界の外為市場での円の存在感・注目度が急速に高まっていることが指摘されよう。


通貨別取引高を示す最も包括的データとされる、BIS(国際決済銀行)が3年に一度発表する「外国為替サーベイ」でも、円の取引量急増が検証できる。そのサーベイの2013年版は、2010年と2013年の通貨ペア別取引量のシェア推移をまとめている。

通貨別取引シェア
2010 2013
ドル・ユーロ 27.7% 24,1%
ドル・円 14.3% 18.3%
ドル・ポンド 9.1% 8.8%
米ドル・豪ドル 6.3% 6.8%


ドル・ユーロ減少、ドル・円増加の対比が鮮明だ。


2013年から2014年にかけて、円売りポジションが増加傾向にあるので、2014年はドル・円のシェアは更に高まっていると思われる。
欧米金市場でも「ドル高」「ドル安」を論じるときの暗黙の前提は、従来、ドルの対ユーロ・レートであったが、今や、「ドル円」をベンチマークとするケースも頻繁に見られる。
次回2016年のBISサーベイでは、おそらく、ドル・ユーロとドル・円の取引量が拮抗してくるのではないか。


ローカル・カレンシー(通貨)扱いされた時代が長かった円だが、アベノミクスは日本の通貨のステータスを上げた。

1594_1.jpg自宅の庭の桜も満開。自室から花見♪


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花より団子。村上開新堂のクッキー。なんと一箱7000円近く。予約のみで、しかも紹介が必要、とかで、なんと大仰なと思いつつ食べたら、ウマ い!!種類も多いけれど、実に上品な味なのだ。はまりそう。スイーツにしては6000-7000円は高いけれど、酒飲むことを考えたら、一回でそのくらい 使ってしまう額。このクッキーなら1週間は楽しめる。ごちそうさまでした!

2014年