豊島逸夫の手帖

2013年6月3日

今日も日経平均大幅続落。
ズルズルと下がってます。
金価格はドル安、株安で買われ、ドル高、株高で売られ。
１４００ドル台を回復した後、すぐに売られて、また１４００ドルを割り込みました。
株にも金にも「長居」できないマネーが徘徊している感じですね。
今週は雇用統計発表の週なので、ここで方向性が決まりそう。

それにしても、株価が日経平均を舞台にした投機マネーの動きでここまで振り回されると、ＰＥＲ(株価収益率)だとか株の「理屈」も虚しくなりますね。単なる投機の場に化しています。
ファンドの動きに振られて乱高下するボラティリティーは金より株の方が高いことを確信しました。