2013年4月10日
円安が99円まで進行したことで、ドル建て金価格は下がりましたが、円建て金価格は急騰しています。
今、世界でも、金急騰と騒いでいるのは日本だけです。円の独歩安ということですね。
今回の急騰では、金を売る人たちだけではなく、新規に買う人たちも目立ちます。やはりアベノミクスの副作用であるインフレの可能性を懸念しているのでしょう。
また円安ということは外貨建て資産が有利ということですから、金もその範疇に入れて考えている人たちもいます。私も、長期的には日本人として金を持つ意味がアベノミクスで強まったと感じています。
以前にも書きましたが、アベノミクスの成功に賭けて株を買い、アベノミクスが失敗した場合に備えて金もヘッジで買っておくという発想です。
キーワードは株で攻め、金で守る。
株のもうけで金を買う人もよく見かけますね。
守りに入ると、金が選択されるのでしょう。