2013年9月18日
今日は、NYMEX(ニューヨーク商品取引所)に行ってきました。今年5月以来の訪問です。前回も今回もたまたま急落中の時点でした。
フロアーに降りてみると、やはりFOMC初日で、緩和縮小懸念がウリを誘う状況。サマーズ辞退で一時持ち直しましたが、結局1300ドルの大台を割り込んでいます。新規の売りが多かったです。
Once a dealer, always a dealer(ディーラーは一度なったら、抜けられない)と言われますが、やはり自分がスニーカーで走り廻り働いたフロアーに立つと、アドレナリンが出ますね~おまけに、なんとスイス銀行時代の同僚が、まだ働いていて、「感激の再会」のオマケつき。
アルゴリズム取引のモニター画面を見ながら雑談していたら、係りの人にイエローカード出されました(笑)。
アドレナリンが出た後のディナーは、「草食系投資隊名誉会長」のはずなのに、ガッツリ、分厚いステーキ
平らげる肉食系に変身(笑)。
今日の日経電子版金つぶのほうには、「緩和縮小延期」の可能性について書きましたが、マーケットは決めかねて揺れています。
金に関しては、やはり、緩和マネーが減ることは、売りの材料になりますね。そこで下がったところを中国・インドが買いのタイミングとして狙っているという構図に変わりはありません。
後日紹介しますが、NY金市場を知り尽くした男とNYMEXで対談しました。やはり、短期弱気、長期強気。特に公的部門の動きに精通している人物なので、中央銀行の買いを強調。そして、金生産コストが構造的に上昇していることも詳述していました。
今日のNYは快晴18度くらいで、快適な気候。仕事するには勿体ない天気でした(笑)。
なお、今回のNYSE,NYMEX、ウオール街訪問は日経CNBCの金特番として9月30日にOAの予定です。(今回から相方が江連裕子さんから佐久間あすかさんに変わりました。性格もルックスも素敵な女性です。写真はナスダックのあるタイムズ・スクエアにて。)
同じシリーズで、11月には、祭礼期のインドに行きます。