豊島逸夫の手帖

2019年12月27日

今年のカレンダーでは１２月３０日が月曜日なので、クリスマス明けのＮＹ市場は実質新年入りムードでやる気満々（笑）。

日本はこれから休暇入りなので、留守中に動きそう。

市場のモメンタム（勢い）は衰えず株も金も同時上昇が続いた。ＮＹ金は１５００ドルの大台に本格的に乗ってきた。市場参加者殆ど全員が株に高値警戒感を抱いているが、自分だけ取り残されるのも嫌だという投資家心理が働いている。米中歩み寄りで当面、特に売り材料もなくなった感なので売り手不在で値が上がる。そして株を買うがヘッジとして金も買うというのも「おっかなびっくり」の投資家心理ゆえ。まぁトランプ大統領の一言ツイートでいつちゃぶ台返し食らうか分からない（世界中誰も分からない。何せトランプ大統領本人がどうなるか分かっていないのだから（笑））。

金に関しては新年も強気姿勢が続きそう。私も安値圏の時ほどではないが、それでも現価格水準ならまだまだ上がると強気だよ。中期目標はまず１５５０ドルの壁。前回はそこで崩れ１４５０ドルまで反落した。重要な節目となろう。その抵抗線を本格突破出来れば１６００台が現実味を帯びる。リサイクルの売りも急増して静かに相場の頭を抑えるだろうが、マクロ経済市場環境の金追い風の方が優る地合いだ。楽しみな２０２０年。

なお年末年始もツイッター@jefftoshimaで呟きは続けるよ。

今日の写真は大好物のマンゴプリン。これもピンキリだからね。マンゴプリン評論家（笑）を自負するので厳しく吟味する～～。