豊島逸夫の手帖

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「スキーヤーの親指」という怪我

2019年2月21日


スキー中にストックを引っ掛けて右手親指を突き指と思ったら、「スキーヤーの親指」という名前の靭帯損傷でした。これが意外に曲者で親指をテーピングして2か月くらいは動かせません。ペンで書くとか、箸で食べるとか、ペットボトルを開けるとか、ちょっとした動作がままならず。親指がいかに働いていたのか痛感してます。サッカーのゴールキーパーもなりやすいので「ゴールキーパーの親指」とも言われます。瞬間的に親指がそっくり返ってしまうのです。パソコンのキーボードを叩くのも右手の親指を使えず、この原稿もスマホでタップ入力してます。
スキーも当分スノボに切り換え(笑)。


さて、金へのマネー流入が加速中。
カリスマ投資家で新債券王と言われるグンドラック氏も「私は1200ドル割れで金を買ったが強気。」と語っています。
総じてコモディティー価格が上昇中。
原油、非鉄金属、穀物も高くなり、貴金属セクターではパラジウムが1500ドルまで暴騰。流動性の薄い市場がバブル化するとこうなるという典型。


とは言え、コモディティー相場が上がる時はマーケットがリスクオンになっている時。リスクオフで買われる金が同時に上がるのはどうしたことか。
株式市場を含めて米中通商協議に関しても楽観論が流れ、資産価格が上がっているのにヘッジ役の金価格も上がるというのも解せない。
更に、円安気味なのにNYドル建て金価格も同時上昇することも市況の法則とは異なる。円建て金価格は当然急上昇しています。


アナリストたちは頭をひねり、あれこれ後講釈してみせますが相場は生き物。何が起きてもきれいに解説できるほど簡単ではありませんよ。出来たら苦労はない。
こういう説明できない現象が起こるからこそマーケットは面白い。相場は知恵比べではありません。胆力勝負ですよ(笑)。


もちろん積立で長期にジックリ蓄財している長期投資家には関係ないですけどね~~。日本の店頭では買う人あり売る人あり。それぞれの立場で動く。売り手と買い手がいてこそのマーケットですよ。


さて、今日の写真はガーラ湯沢で汗かいた後で食べる好物、オムハヤシライス!カツカレー、福神漬け大盛りもゆけます!!食後は持参のコンビニケーキをパクパク。運動量多いから血糖値も気にせず食べられる(笑)。


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スイーツと言えば、もうひとつの写真。なんとコンニャクのシフォンケーキ。晩酌食堂@大阪、福島地区。これは健康志向だが甘いものは止められない女子たちに大人気だね。


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2019年