豊島逸夫の手帖

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エコノミスト懇親会

2019年12月12日


年末恒例、エコノミスト懇親会に出席してきました。

参加者は大企業トップたちと、金融機関・証券会社のエコノミスト・アナリスト・ストラテジストたち。挨拶は安倍首相。エスタブリッシュメント(体制)の忘年パーティーという趣。


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独立系は私くらい。金・原油などコモディティー系も私くらい。もっぱら顔見知りの日経記者たちとワイワイやってました。
話題になったのは、大手に属するアナリストたちの「会社の公式見解=ハウスビュー」と「個人的見解」のギャップ。
私の体験でも、そういう連中との「パネル・ディスカッション」の控室での会話。「会社の方針でああ言ったけど、個人的には疑問を感じる。」「豊島さんは自由に本音言えるから羨ましい。」等々。
中にはこちらが「こんにちは」と話しかけてもブスッと無視するような著名アナリストもいます。プライドの塊で感じ悪い。


このブログの読者のコメントとして目立つのが「読みやすい」、「分かりやすい」。日経の記事は「読みにくい」「難解」。
これには理由があります。私が書きたい時に書く。いまいち気分がのらない日は数行書くだけ。それでも何かは書くのはこういうエピソードがあるからです。地方で講演した時のこと。最前列の女性がニコニコして来て「ブログ第一回から欠かさず読んでます。」これには感動しました。書き手の気持ちとしては、それだけで毎日書き続けようという気になるものですよ。
そういう気分で書くと、書くというストレスを感じないもの。ストレスのない原稿は、不思議なもので、読む方もストレスなく読める。好循環ですね。

想い起せばこのブログも、そもそも「ブログ」など普及していない時代に日経マネーのデジタルで徒然に書き始めたことがキッカケでした。ブログの走りとでも言えましょうか。


私はフェイスブックはやりません。理由は単に面倒くさいから。誰それが週末にどこ行って何食べたかまで興味ない(笑)。別にフェイスブック経由で「お友達」になる気もないし。ツイッターは一方的情報配信のために使ってます。フォローする人ゼロ、フォローされてる人2万4千。一方通行の情報ツールですね。ツイッターも呟きっぱなしで書き込みは読みません。友人によると、当初はいろいろ悪意ある書き込みもあったらしいですが、私が全く反応しないのでやる気を喪失して(笑)今では無くなったそうです。善意の書き込みには、ごめんなさい、ものぐさなもので。


ただ、感動する旨いものに出会った時には、インスタやって配信しても面白いかなと思う時も最近はありますよ。でもフェイスブックが絡むのでやっぱり面倒かな。

そういえばフェイスブックで「いいね!」を廃止するという案が出てきましたね。なんでも「いいね!」の数を稼ぐことばかりが重視される傾向が強まっていることへの反省とか。


あ、それからLINEは仕事で重宝してます。色々プロジェクトを抱えているので、プロジェクトごとにグループを作って打ち合わせはLINEでやっています。時間も節約できるし、いつでも出来るし、発言が記録で残るので便利。ただ、10近くのグループの同時進行なので、時折混線してしまうことも。あらぬことを無関係のグループで口走ったりね(笑)。
実は妻との会話もLINEが増えました。仕事打ち合わせ中に「腹減った。今夜のおかずは何」とかね(笑)(笑)。

2019年