豊島逸夫の手帖

  1. TOP
  2. 豊島逸夫の手帖
  3. バックナンバー
  4. 国際金価格、1980ドルを挟む展開
Page3706

国際金価格、1980ドルを挟む展開

2023年4月24日

来る5月3日のFOMCまで市場は様子見を決め込んでいる。
国際金価格も1980ドル近傍で推移している。

3706a.png

既に5月FOMC前のブラックアウト期間に突入した。FRB高官発言はこの重要イベントを目前に控えられる時期に入ったということだ。カウントダウンが始まり、まともなファンドはまともなリスクをとりポジションを作る気はない。暴れているのは短期筋のみ。ゆえにゼロサムゲームだ。

週末には米生活雑貨販売ベッド・バス・アンド・ビヨンドが経営破綻した。市場は金融不安色を強めている。
FRBとしても利上げが大型企業経営破綻を誘発するようになると、さすがに利上げ攻撃の手を緩めざるを得まい。企業破綻が更に連発するとは思えないが、ここは要経過観察である。

今や市場のキーワードはリセッション(不況)とクレジットクランチ(信用収縮)である。
経済が心臓発作を起こし血流(カネに流れ)が滞るリスクを危惧している。
ゆえに国際金価格も2000ドルを割り込んだものの大きくは下げない。

さて、息抜きに千疋屋のイチゴパフェ。贅沢品と言われるが、酒を飲まない筆者にしてみればスイーツの贅沢などカワイイもの。ワインの方が遥かに値段的にも贅沢!ということになる(笑)。

3706b.jpg

そして苫小牧、石垣水産から取り寄せた毛ガニ、北寄貝、つぶ貝。特に毛ガニとつぶ貝は絶品で大当たりだった。最近は自宅でお取り寄せに凝っている(笑)。普通の外食より遥かに新鮮で自分好みのアットホームな気分で食せるのがいい。

3706c.jpg

3706d.jpg

2023年