豊島逸夫の手帖

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国際金価格、やや下振れ、調整中

2023年5月12日

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国際金価格(スポット)は2050ドル前後から2010ドルへ下落。
やはり6月利上げ継続の可能性も浮上して、年内利下げの可能性が後退すると、それを織り込んで2000ドルを突破してきた金価格は下振れする。但しこの問題は当面決着がつかない。短期投機筋(CTA)にとっては草刈り場。売ったり買ったりで、細かく儲けたり損したり。
昨日はPPI(生産者物価指数)の発表があったがサプライズはなし。

一方、パックウエスト・バンコープ(米地銀)株が売られ20%安。年初からは80%安。まだまだ地銀危機はくすぶっている。これは金の強い買い要因だ。
米国財政不安もイエレン財務長官の「このままでは壊滅的事態になる」との脅しに近い警告が出ても共和党と民主党は歩み寄らず。瀬戸際まで紛糾する見通し。不安要因としてマーケットを覆う。金には上げ材料。

さて、昨日の雷は凄かった。特大の雷が自由が丘の踏切を直撃。東急線大混乱。こういう時を狙って、その踏切傍のマガーリ@自由が丘に行ったよ。
美味かった。インゲンマメのムースみたいな一品。郡上八幡直送の山菜のリゾット。そして鴨のムース。その他もろもろ皆でシェアした。雷にもめげず高須シェフの腕は冴えていたよ。
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2023年