豊島逸夫の手帖

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国際金価格、反落

2023年11月1日

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昨晩は米経済指標に振り回された。

まず、シカゴ購買部協会景気指数が事前予測44.9のところ44.0(悪い)。
次に、コンファレンスボード消費者信頼感指数が事前予測100.0のところ102.6(良い)。
更に、FRBが重視する雇用コスト指数(四半期に一度発表)が事前予測1.0%のところ1.1%(悪い)。
雇用コスト指数は企業が社会保険料も含めて従業員への支払い全体をカバーする。

結果的にこれまで溜まっていた利益確定売りが集中して、空売りのショートカバーも集中。1980ドルまで下落した。
基本的には2000ドル値固めの一環であり、上昇相場にブレーキがかかったが、上昇エネルギーの中東情勢は悪化の一途である。

更に円は151円台まで進行。
これについては今夜9時からの日経ニュースプラス9(BSテレ東)に生出演して語る。

2023年