2008年8月12日
850ドルを割れたところで、一斉にストップロス(見切りの売り)が集中して出た。ドル高、原油安、金融不安一服、景気後退=需要減の環境の中で、投機筋が大挙してコモディティーを売り手仕舞っている。8月の夏季休暇中ゆえ、とくに値だけが飛びやすい状況でもある。850ドル台で実需買いは出たものの季節的にまとまった量にはならず。
あとは投機筋の買いポジションが、どれほど残っているか。逃げ遅れた人たちも多いから典型的戻り売りの展開になりそう。
8月は、青コーナーに戻って、水分補給。9月からの第四ラウンドに備えるしかない。
なお、これといって新たな材料(経済統計、発言など)が出たわけでもない。長期的な市場環境には変わりはないよ。