豊島逸夫の手帖

Page567 京都発 ロンドン、NYを廻る

2008年9月30日

米国議会が公的救済合意に至らず、債券市場が凍りつき、NY株、原油暴落する中、質への逃避マネーが金へ流入。VIXは2002年以来の47まで急上昇。世界の金関係者は京都に集合中。京都発の以下のようなニュースが世界を巡る。以下引用

米金融不安でがぜん注目の金投資:変動激しい相場で議論-京都会議で
 9月29日(ブルームバーグ):「この2週間で20年、年をとったようだ」――米金融不安を発端にがぜん注目を集める金相場の最近の急激な動きについて、ロンドン地金市場協会(LBMA)のジェレミー・A・チャールズ会長は、日本で開催している貴金属会議のオープニング・セッションでこう振り返った。
  この会議は、LBMAとロンドン・プラチナ・パラジウム市場(LPPM)の共催によるもので、きょうから2日間の日程で始まった。世界中の貴金属関係者が京都市内のホテルに集い、金やパラジム、白金(プラチナ)相場を取り巻く市場環境や価格高騰の影響などについて議論する。
 29日午前のセッションで、ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)の豊島逸夫日韓地域代表は「9月の米国での金融危機の前は商品市場のバブルは終わったとの見方だったが、(現在は)金をさらに安全資産と見るようになった」と、金に対する投資家の視点が変わったとの見方を示した。
  一方、金市場での買い手として注目される政府系投資ファンド(SWF)や中央銀行の動きについて、英バークレイズ・キャピタルのコモディティ・セールズ・ディレクターのジョナサン・スポール氏は、公式な統計などがないことを踏まえ「活発に金を買っているかどうかは分からない」としながらも「リザーブというよりはヘッジファンドとして投資する立場に変わってきている」と付け加えた。

以上、引用終わり。京都に集合したチーフディーラーたちは夕べからブラックベリー(米国の携帯)で叩き起こされ 本国との連絡に大わらわ。今日二日目だが、帰国を早める連中も。

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