2012年2月3日
昨日まで現地からレポートした欧州出張で個人的に感じたこと。ネットのホテル予約サイト経由でお得な料金を検索してゆくとホテル代が東横インより安い。飛行機代もディスカウント・チケットで成田数万円台。欧州域内もフランクフルト空港内にズラッと並ぶlast minute(売れ残りの直前チケット)専門エージェントを廻れば、格安で航空券が入手できる。(やはりハブ空港ならではの優位性であろう。日本人としてはうらやましい。)食事代も一皿のボリュームを考慮すると欧州のほうが割安である。
総じてユーロ安を実感した欧州出張であった。
それから入国管理の厳格化。財政危機による公務員カットで入国審査官もリストラされているのか。特にロンドン・ヒースロー空港などは2時間待ちが当たり前。中東からのジャンボ機到着と重なると4時間待ちという例もある。かと思えば、ヒースローはトランジット(乗り換え)で英国入国せずにポルトガルのリスボン空港からEU圏に入ったら、入国審査も「はるばる日本から来たの?お疲れ!」であっさり終わってしまった。
ヒースロー空港といえば、両替店の交換レート・手数料率が酷かった。1ユーロ=120円以上になる。笑えたのは、レートが一番良かったのが地理案内に立ち寄った地元の観光協会内の両替コーナーだったこと。
帰国便は今、さかんに宣伝しているフランクフルト発、羽田便を使ったが、ガラガラで、しかも便利。これは良かった。
このコラムは金のページなので金関連の話題としては、ギリシャ国内、いたるところで見られる金買い取りショップ。郊外の駅前にも2-3軒開業していた。生活費の足しにするための金製品売却が圧倒的に多い。世界中で金が買われ金価格が高騰しているときに、ギリシャと日本では金が売られ現金化される。やはり金は上げ潮の国に集まるようだ。