豊島逸夫の手帖

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ゴールドマンサックス 金価格予想引き下げ

2012年12月6日

昨晩の金価格は、アジア時間は新興国需要に支えられ1700ドル台を回復したが、NY時間になると再び1700ドル台を割り込む軟調な展開になった。ファンドの売り戻しが未だ続いている。
その中で、話題は、ゴールドマンサックスが「来年、金の上昇サイクル終焉」予測をぶち上げたこと。
具体的には1800ドルにとどまるとの予想。主要中央銀行のマネーばら撒きは確かにあるが、米国経済の回復とともに実質金利も上昇して、金の下げ要因となるという見立て。
早速米国CNBCが、この予測に賛成か反対かをネット上の投票で問うたところ、61%が「NO上昇は未だ続く」、26%が「YES」,そして12%が「分からない」。

さて、今週は週刊誌にいろいろ取材された金関連記事が出ています。一般週刊誌は煽りが多いから、取材される側も慎重になるのだが、自分が正論を語らなければ、正論が伝わらないと思って、取材に応じている。
週刊ポスト↓「金が凄いことになっている」
http://www.weeklypost.com/121214jp/index.html
週刊新潮↓「あなたの資産を目減りさせない金融常識、なぜ金は
2015年まで上がり続けると信じられているのか」

http://www.zassi.net/detail.cgi?gouno=32632

それから日経CNBC金特番 中東特集 放映予定
http://www.nikkei-cnbc.co.jp/

2012年