豊島逸夫の手帖

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FP協会県支部研修会にて

2015年2月16日

最近、FPの研修会で話す機会が急に増えました。
私は1980年代後半のFPが日本で出てきた頃からFPの人たちと一緒に仕事することが多かったので、日本のFPがかかえる問題もよく分かります。
なにせ、株やら金やらで100万円単位で儲かった損したと言ってる個人投資家が、FPとの相談料1時間1万円でも「高い!」という国柄というか民族性ですから。無形の情報サービスに対する報酬という概念が薄いですね。そんな情報は銀行証券生保などがサービスとしてタダで提供するものだ、程度にしか考えていない。
その結果、日本でFPとして独立して、生活できるのは、ほんの一握りの売れっ子FPたちだけ。
あとは、結局、売る側(セル・サイド)に雇われ、特定商品のPRに使われたり、自己研さん的にFP試験を受けたというケースなどが多くなります。
ですから、ひとことでFPといっても、実に多様化してます。
知識水準も様々です。話すほうも、どこに水準を合わせるか、戸惑うこともしばしばです。
私は最初の10分程度の話の反応を会場で見て、その日のレベルを決めることにしてます。グングンついてきているか、あるいは、明らかに目が泳いでいるか。
特に県支部の研修会は、いわゆる「単位」がつくので、その単位点数獲得目的の参加者もいます。

2054a.jpg昨日は鹿児島支部で3時間みっちり語りました。
参加者の目線が食いついてくるので、思わずノッて喋くった次第(笑)。
普段、こういう研修会は保険など実務が多いのですが、私はあくまで世界経済。たまには、味つけが変わって新鮮で良いのかもしれません。

実は私はプラーベートで鹿児島ファン。
今回も少し長居して開聞岳へ行くつもりが、ギリシャ・ウクライナのせいでダメになりました (恨)。
でも、お土産にいつでも買うのが鹿児島茶。
これ、絶対、香りがあって旨いです。
静岡茶として売られているのにも、ワインのブレンドみたいに使われてるらしい。
うちは、鹿児島茶に決めてます。
普段飲みの安い一般クラスで旨いのだ。

そして、写真は、キャスターのお姐さんからのバレンタインチョコ。
Personalizeしたメッセージも出来るんだね。

2054b.jpgなかなか良い!(笑)

2015年