豊島逸夫の手帖

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米カリフォリニア銃乱射、14人死亡

2015年12月3日

なんともやりきれないね。

日本時間今朝から、米国のメディアは、このニュースでもちきりの臨時報道体制。数分の犯行だった模様。本稿執筆時点{午後1時}に、容疑者がイスラム系米国人の環境関連公務員(28歳)と女性(28歳)と判明。米国イスラム団体が、容疑者の義兄を伴い、深夜の緊急追悼記者会見。

職場のクリスマスパーティーの最中に起きたいさかいっぽいけど、それにしては、用意周到な感じもする。

ホームグロウン・テロの可能性も「捨てきれない」との記者会見発言。

パリのテロでも、容疑者の家族は、まさか、との反応だった。

自慢の息子が、自室にこもり、過激思想に染まる。

家族は全く気が付かない。

カリフォリニアでもパリでも、軍隊が出動。怪しい家に突入する時は、爆発物を警戒して、ロボットをまず入れる。警官20人が射撃。容疑者二人射殺。もう一人逃走中の可能性。

そんな光景を見慣れてしまうのが怖い。

時を同じくして、英はキプロス島基地から、シリア空爆開始。

英議会でも賛否両論、10時間に及び侃侃諤諤だった。

マーケットの神経も慣れてしまって、またか、という程度の反応。

2015年