2015年8月10日
7日発表の米雇用統計は、ほぼ事前予想通りの数字で、市場は9月利上げを裏付ける結果と解釈。
市場の反応が興味深い。
良い雇用統計だが、利上げ後押しと読むと、株価はひるむ。織り込み済みと言われるが、まだ、織り込まれていない。NY株は4年ぶりとなる7日続落を記録した。利上げにおののく米国株変調だ。
円相場も利上げ確率高まると見て一時125円つけたが、すぐに124円台前半に戻した。短時間で1円ちかく振れている。こちらは、まだ、利上げ9月説が信じられず戸惑っている様相。
更に、8日には中国の7月貿易統計が発表され、貿易額は5か月連続の減少。しかも、輸出も輸入も減っている。中国経済変調がまたも確認された。
金価格は1090ドル台。
さすがに、新興国で実需が出始めた。
とはいえ、中国発国際商品市況悪化、原油安に頭を抑えられた面も否定できない。
チャイナ・リスクでは、安倍首相の戦後70年談話に「お詫び」が盛り込まれないことが気になる。日中関係にまた波風が立ちそうだ。そして、欧米投資家は日中リスクに敏感。日本株離れを誘発しかねない。9月の「郵政」超大型上場のタイミング悪いね。
今日の写真は、阿波名物手延べそうめん。太目の麺のシコシコ感がいいね。
そして、酷暑の中で、肉食系と化した(笑)私は、スーパーで600グラムの肉の塊を買い込み、ステーキにしてたいらげました!