2018年1月22日
諸々資料を整理していたら、金ムックに載った30代女性たちとの対談原稿が出てきました。金融関連編集者の女性の発言ですが「仕事柄、投資の観点で物事を捉える習慣があります。男性をジャスダック銘柄になぞらえたのは育てる楽しみがある男性と結婚したいという意味です。初めから完成された『東証一部銘柄』みたいな男性よりも自分が応援してあげることで成長してくれる男性の方が長期的に一緒にいて面白いかなと思って。投資家目線で考えると結婚って相当気合の入った長期投資だと思う。まだ誰も目をつけていないときに有望銘柄を買いたい。だから分析も大事ですよね(笑)。」
確かに完成品より育て甲斐のある男性と結婚したいという心理は分かるような気がします。
かと思えば「個別株ではなくヘッジファンドに投資している。」という勇ましい女性の発言もありました。「私の保有資産の3分の1がドル建て、残りが円建て。そして取りあえず将来貰えるはずの年金も円建て。円がこけたら相当な痛手をくらいますから日本国債がこける日を見据えた資産設計も重要と思います。」
むむ、核心を突くコメントですね~~。
それから教育について素晴らしいと思った発言も。
「私は5人兄妹の末っ子なので、兄や姉が勉強を見てくれたんです。家庭学習は「この問題を解いたら塗り絵のこの部分を塗っていいよ。」とゲーム感覚で。塾には通わず中学受験しました。兄妹皆、違う進路を辿りましたが、親は口を出さない代わりに受けたい教育を受けられるおカネを用意してくれた。ありがたかったですね。」
私も色々勉強になった座談会でした。
さて、今日の旨い物写真は、まず聖護院蕪の「かぶら蒸し」。タイなどの白身魚に擦った蕪をのせ、餡をかけて蒸した京都の一月の定番みたいな一品です(@祇園「らく山」)。箸でジックリとかき混ぜて食します。寒い晩に暖まります。
そしてサバ鮨。若狭湾直送の厚みある鯖の一品。これぞ鯖寿司みたいなホンモノです。