豊島逸夫の手帖

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投資目線で見るカーリングと菜那選手

2018年2月26日

カーリング、対イギリス戦の瞬間視聴率42%ですって。私も競技ルールもろくに分からないまま観戦していました。試合を決めた第10エンド。藤澤スキッパーの最後のショットは、自らも「あ、やってしまった。」と語るくらい誤投でしたね。その直後のイギリス人スキッパーのショットも誤投でした。BBCのアナウンサーは、普段なら99%ヒットできるショットと嘆いていました。でも、日本チームは敵側のミスに救われたというコメントは違うと思います。スポーツの試合って、好打は目立つけれど実際には誤投合戦が多いですよね。日本チームは誤投合戦で際どく勝ったのだと思います。

投資の世界もプロでも誤投合戦ですよ。頻繁に間違える。でも、プロたる所以は、ちょっぴり好打の方が優るという程度だと思います。

そして、お見事、マススタート作戦勝ちの高木菜那選手。彼女は妹の美帆選手の後塵を拝し「妹に送られてきたオリンピック日本チームのユニフォームを燃やしてやりたい」とまで思ったそうですね。これぞ本物のプロと感じました。彼女のジェラシーが金メダルの原動力になった。

投資の世界でも、ライバルの勝利を心から祝福できるようになれば人間的には成長、しかし、プロとしてはおしまい。悔しい思いを経験してジェラシーをエネルギーにしてカリスマ投資家になった例は多いですよ。
今回の冬季五輪は、ガチンコのスピード競争とパシュート、カーリング、マススタートなど戦略を競うゲームの両方があって面白かったです。投資との共通点も色々気が付きました。

最後に、SNSの世界の「いいねを暫くは「そだねー」に変えましょう(笑)。

そして、今日の写真は越後湯沢のふきのとうとたらの芽。未だ出始めだけど春近しだね~~。

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それから、今回フィギュアスケート解説でNHKに出ていた八木沼純子さんとの対談↓アーカイブから見つけました。

http://www.asahi.com/and_M/living/SDI2014082235991.html

2018年