2018年6月13日
「市場、米朝に一進一退」という見出しの今日日経朝刊5面記事。NY金価格3か月予測で私は1250~1320ドルとしました。「核戦争といった切迫感のあるリスクはひとまず後退。今後3か月はリスク後退ムードが続く。」とコメント。
基本的に地政学的リスクには市場は反応しません。金利で動く相場です。故に本日(日本時間明朝)のFOMC声明文、パウエルFRB議長記者会見、そして同時に発表されるFRB経済見通しには要注意です。利上げ年間4回だとドル高・NY金安、3回ならドル安・NY金高となるでしょう。私は4回派です。
更に明後日のECB(欧州中央銀行)理事会も注目材料。
ECBの量的緩和は継続されるのか、はたまたいよいよ量的緩和縮小・停止に動くのか。イタリア経済不安も相まってドラギ総裁の発言に要注意です。緩和ならユーロ安・ドル高。緩和終了視野ならユーロ高・ドル安に振れます。
さて好評につき(笑)京都「らく山」旨い物の続き。
ぐじ(アマダイ)のお吸い物。この魚は関西だね。特に若狭ぐじは和の最高級食材。白身の魚で淡泊な中にも味わい深さがある。若狭はかつて帝(みかど)に食べ物を供することが許された国として「御食国(みけつくに)」と呼ばれた。
そして暑い季節になると鱧! 鱧の落とし(湯引き)。骨切りした鱧を2~3cmに切り、サッと熱湯に通して氷水で冷やして梅肉と一緒に食す。大将がまな板でトントンと鱧の骨切りする音を聞くと、夏が来たと思うね~~。
更に鱧の煮こごり。鱧の頭や中骨などで出汁を作る。
たまらんね~~。
それからアナゴの昆布巻き。大将の作った昆布巻きは芸術品だよ。ほっこりやわらかくて昆布の味が沁みる。アナゴと相性がいいね。昆布巻きのイメージが変わる一品。賀茂ナス添え。
なんかこう書いてきたら、また行きたくなってきた(笑)。
最後に珍しくオープンセミナー(有料)のお知らせ。
7月16日@日経Wアカデミー。金を含む海外投資編。トランプ相場を読む、米中投資家の反応。
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