2018年12月27日
特にクリスマス前から経済市場環境が変わったわけではない。特筆すべき要因もない。トランプ発言もない。利上げ予測が激変したわけでもない。米中関係が劇的に好転したわけでもない。政府閉鎖が解除されたわけでもない。原油価格が8%急騰し小売り好調は効いているが、それだけで説明できる上げ幅ではない。
あえて言えばクリスマス休暇で薄商いの中、売られ過ぎの反動。
コンピューター・プログラムが買いの連鎖を誘発した。
市場も狐につままれたような感覚に包まれている。
勿論、熱烈歓迎だが異常なボラティリティーの気味悪さは残る。
これで一気に株価上昇トレンドに反転とまでは言い切れない。
一日遅いサンタクロースのプレゼントは、とてつもなく大きなボックスだった。
ソフトバンク新規上場不発で傷ついた投資初心者に「やっぱり株は怖いカジノだ」と思われることが気がかりではある。
そしてこうなると金は下げ。とは言え、下げてもこの程度。
2019年利上げどころか「利下げ説」まで飛び出し、新たな金上昇要因出現中。
なお、明日から1月6日までブログのアップロードはできません。ツイッター@jefftoshimaでマーケット最新情報は流し続けます。
週刊エコノミストの米国編に寄稿しています。それでは良いお年を。(^-^)v