2018年8月30日
今年で結成20年を迎えた「モーニング娘。」には、『LOVEマシーン』や『恋のダンスサイト』など大ヒットを連発したいわゆる黄金期と、オリコンのシングル週間ランキングで5作連続1位を獲得するなど再ブレークを果たした近年の間に、"プラチナ期"と呼ばれる時代があった。
それは、結成からの躍進を支えた初期メンバーたちが卒業や脱退で徐々にチームを去り、CDセールスやメディア露出の減少で世間的な知名度が低迷する一方で、当時のアイドルの主流にはなかった"質の向上"をコンセプトに、濃密な練習で歌とダンスのスキルを磨き上げ、ハードなツアーをこなした期間だ。いまや世界中で注目されているモー娘。のハイスキルなパフォーマンスの下地を築いたことで、再評価されている。いわば礎となった"希少な時代"という意味で「プラチナ」なのだ。
これは「モーニング娘。」結成20周年企画の口上書きです。
貴金属としてのプラチナ価格が金価格より安いことが業界では話題になりますが、世間ではまだまだプラチナに特別な価値観を付与していますね。